傘の上に傘

今日はとっても風が強くて傘をさして歩くのが大変だった

でも貧乏人の私はバスに乗るお金がなくて
博多駅まで往復歩くことにした
まぁ、すぐそこだろうと10センチのピンヒールを履いてしまったが
雨風の攻撃を受け片道45分もかかってしまった(>_<)

でも私はラッキーで
こんな日のために丈夫な大きい傘を持っていた(^o^)

周りを見渡してみると
ビジネスマンのおじさんたちは頼りなさげな折りたたみやビニール傘で
雨風に立ち向かっている
が・・・
今日の雨風は手ごわかった！
ことごとく頼りなさげな傘たちを翻し、使い物にならないような形に変えていく。

背の高いお兄さんがさしている傘が
風に流されて前を歩く小さなおじさんの上に乗っかっていたり･･
ハタから見るとおじさんの頭の上に傘が2つの重装備
新人が専務のために！みたいな光景になってたりした

そのうちみんなあきらめて傘を閉じて自ら濡れて歩く

その中1人だけ誇らしく傘をさして歩く私♪

のはずだったのに…

大きくて丈夫な傘は時には違う道具に変化する
あのピンと張った布が凧のように風を受けて重たい
風圧が強すぎて進むのが一苦労ではないか
ちょっと油断すると後ずさりなんて事も・・

結局私もおじさんと同じく傘を閉じて濡れながら歩いてきた　
お疲れ様でした